千本釈迦堂を後にしたら、次は北野天満宮を通り抜けて地蔵院(椿寺)に向かいます。
地蔵院(椿寺)では冬の特別公開をやっていて、普段は見られない秘仏の五劫思惟阿弥陀如来と十一面観世音菩薩立像を見ることができるのです。

北野天満宮は冬でも賑わっていました。学問の神様だから合格祈願に来る人も多かったのかな?
梅まつりも始まっていたけれど、まだ花は咲いておらず……。
梅園で取れた梅を使った梅干し売ってたので、お土産に1つ買いました。千円だけどいっぱい入ってて、酸っぱくて美味しかった。
▼前回の記事はこちら▼

北野天満宮を抜け、地蔵院(椿寺)へと向かう途中、北野天満宮から歩いて5分ほどのところにある大将軍八神社に寄り道。

私、京都や奈良に旅行する際は、事前に地図で目的地周辺を調べるのだが、ここはその時に見つけた神社で少し不思議なものが拝殿前に置いてある。
それがこれ↓↓

陰陽道の方位を司る星神様のことを大将軍八と言うらしく、こちらもまた方位厄除けの神社として信仰を集めているそうです。
中央に置かれているのは方角を表す八卦の台座に星のモニュメントが載っているので、こちらも星神様であることを表しているのかな?
あまりお天気は良くなかったけど、とても明るい雰囲気のある神社。

なお、この日は入らなかったけど宝物庫が併設されていて、中には80体の大将軍神像群が立体曼荼羅のように置かれていたり、星を司る神様らしく天球儀があったりするそうなので、次回は必ず拝見したいと思います!
大将軍八神社を出て西大路通の方へ向かうと、すぐに小さなお堂が見えてくる。

地蔵院(椿寺)に到着ー。
入ってすぐのところに特別拝観受付窓口ができていたので、旅行プランに付いていたクーポンで拝観券と引き換えます。
こちらの地蔵院(椿寺)には少し珍しい椿が植えてあって、普通の椿は冬に咲いて、まるで首が落ちるように花房がポロッと落ちて枯れるところ、ここの椿は桜と同じ時期に開花し、桜と同じように花びらを散らせながら枯れていくのだそうです。
ひとえに椿と言っても色々な種類があるんだなぁと思いました。
靴を脱いで本堂に上がると、思ったよりも大きな仏像様が目に入ります。
五劫思惟阿弥陀如来さまです。
か、可愛い!
福福としたほっぺたに、伸びに伸びたアフロのような螺髪。
めちゃくちゃ可愛い!
本堂では、特別公開に合わせて五劫思惟阿弥陀如来や地蔵院(椿寺)についての説明があり、説明があると、説明文を読むよりもより興味を持って見られる気がする。
説明が終わったら、お堂の中から隣の観音堂に入れるので、こちらから同じく特別公開の十一面観世音菩薩立像を見学できる。
こちらの十一面観世音菩薩立像は少し微笑んでいる表情が印象的な仏像で、両側に雨宝童子と春日龍神も安置されていました。
お堂に上がらない方はお庭を無料で見学することもできるけど、アフロ様や十一面観世音菩薩立像はよく見えないので拝観料を払ってもお堂に上がって見学するのをオススメします。