地蔵院(椿寺)の見学を終えた後は、すぐ近くの北野白梅町駅から嵐電に乗って、仁和寺へ。

嵐電もようやく乗り慣れてきた…気がする。
御室仁和寺駅で下車し、坂になった道を少し行くとすぐに仁和寺に到着。
意外と歩いてるので、この坂が地味にツライ。

前回あまりのデカさにビックリした仁王門。


仁王様も巨大。圧倒的な筋肉美。
ここ仁和寺でも冬の特別拝観をやっていて、五重塔の一層を内覧できるのです!
前回来た時に、背伸びしても全く中が見えないと嘆いた五重塔の中に入れるのだから、俄然張り切ってやって参りました!
▼前回の記事はこちら▼

仁王門をくぐって中に入り、拝観受付でクーポンを利用。
そしたら受付で五重塔の特別拝観について説明があり、特別拝観は経蔵→五重塔の順で僧侶さんが中で解説してくれるそうで、定時より少し早めに経蔵前に向かってくれというものでした。
そして次の回は何と4分後。
仁王門から経蔵まではずーっと緩い上り坂。仁和寺の境内は広いので、間に合うかはとっても微妙。
それでも必死に歩いて経蔵にたどり着くと……誰もいなかった。間に合いませんでしたー!
仕方がないので金堂や観音堂を先に見学。
広い境内を見て回ってると意外とあっという間に時間が経ってしまうので、今度こそ遅れないように経蔵に向かう。
経蔵ではすでに到着した人から中に入れていて、背負っていたリュックをぶつけないように注意しながら私も中へ。
経蔵の中には経典を収納する八面の回転式輪蔵が中心に置いてあり、一面に96個の経箱(経文をしまう小さな引き出し)が備わっているので、経箱の数だけでも合計で768個あるのだそう。
壁面には鮮やかな色彩で描かれた壁画も残っており、仏像も何体か置かれていました。
経蔵での見学を終えたら、次は五重塔へ移動します。

江戸時代建立の、比較的新しい五重塔。
そのまでの年月を経ていないので、中の彩色は息を呑むほどに美しいままです。
心柱を囲むようにして大日如来などが安置され、台座の下の一部はガラス張りになっており、そこから塔の内部構造を見ることもできました!
本当に素晴らしかったので、機会があればぜひ見学して欲しいです。

じっくり見たかった勅使門。

細工が細かくて、ステンドグラスのようです。
昔の人のセンスって本当に洗練されていて美しい。
では、仁和寺を後にして、再び嵐電に乗って北野白梅町駅まで戻ります。