2日目の朝です。
リーガグラン京都に宿泊し、朝ごはんを食べてから出発!
リーガグラン京都の朝ごはん、クチコミなどを見ると何やら重箱のおかずがあるとか?
重箱って何? 中身なに?
食べられないものがいくつかあるので、重箱とご飯だけだったらどうしようと不安に駆られつつ朝食会場へ向かうと。

重箱はビュッフェスタイルの中の、メニューの1つでした。
ご飯、パン、味噌汁、サラダ数種類、卵焼き、ウインナー、重箱、ポテトなど、みたいな。
ビュッフェスタイルのホテルの朝食の中に、重箱もメニューのひとつとして用意してますよ、ってだけの話だったよ。
だから別に重箱無くてもおかずは他にもたくさん用意されてるし、良ければ重箱も楽しんでね、と言うことでした。
この日は和風のおかずの詰まった重箱だったので安心して重箱をひとつ持ってきて食べました。
洋風メインの日もあるようだけど、洋風だったら多分食べられなかったなぁ。
朝食後、ホテルをチェックアウトして荷物を駅のロッカーに入れたら、最初に徒歩で東寺に向かいました。

東寺までは歩いて15分ほどなので、バスもあったけど歩いた方が早そうだったので歩くことにした。
東寺でも冬の特別拝観で五重塔の公開をしていて、東寺は大好きなところなので行かない選択肢は無く。
例によって食堂で最初に御朱印をいただいたら、拝観受付で拝観料を払って中に入ります。
食堂には火災の際に黒焦げになった四天王像が並べられているのでこちらもぜひ見てほしいです。焼けてもなお迫力のあるお姿は、心に迫るものがあります。
▼前回の記事はこちら▼

東寺は通常、拝観料を払うと金堂、講堂に入れるけれど、今回は五重塔にも入れます!
金堂には御本尊の薬師如来像と日光菩薩、月光菩薩が安置され、講堂には仏像による立体曼荼羅を見ることができるのでめちゃくちゃオススメ!

五重塔は拝観受付から入ると一番奥に建っている、新幹線からも良く見えるあの塔です。
色も渋くてカッコいいけど、今回はこの中を見学出来るんだから最高です。
こちらの五重塔も仁和寺と同じく初層のみの公開で、こちらも心柱を取り囲むようにして仏像が安置され、柱にも仏画や色が良く残ってます。
仁和寺と違うのは、東寺の五重塔は創建が883年、2025年現在で1142年経っている国宝であるということ!

1142年ですよ……1142年。
西暦883年て、中国は唐の時代。遣唐使が船に乗って唐へ……なんて言っていた時代です。
その頃から変わらずに建っている五重塔の内陣が、今も豊かな極彩色に彩られているなんてロマンがある。
しかも驚くべきことは、塔を支えている心柱が地面に置かれた礎石の上に載ってるだけ、と言うこと!
仏像の安置されている台座の一部がガラス張りになっていて、心柱の根本も見られるようになっている。
これを実際目の当たりにすると、先人たちの知恵には本当に驚愕するのみです。
地面に打ち込んであるわけではなくて、載せていることで逆に大地震などがあっても倒壊を防ぐことが出来ると当時の人達は知っていたのだから本当に凄いと思う。
自分たちは進化しているようで退化しているのでは?とすら思えるほどです。
東寺の次は、バスに乗って清水寺に向かいます。