日本最古の神社 大神神社と万病に効く薬水湧く 狭井神社・奈良全力フリーきっぷ旅⑨【フォトエッセイ・三度の飯より寺社仏閣】

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ついに最終日です!

時間がっ! 圧倒的に足りない!

3日目は朝ホテルをチェックアウトしたら、まずはJRの万葉まほろば線に乗って三輪駅に向かう。

JRは当然ながらフリーきっぷ対象外。

万葉まほろば線って名前が良いよなぁ…いにしえの都を走る電車って感じ。

三輪駅から徒歩10分くらい。

大神神社に着いたー!

参道の道路とか工事してたので、明日香村の世界遺産登録に向けてここも整備中なのかな。

なんだかとんでもないパワーみなぎってそうな森の参道です。

大神神社は御神体が三輪山だから、山に向かって歩くイメージ。(勾配はキツくない)

午前中だけど人がいっぱい。

拝殿までの間にある小さなお社にもお参りしつつ進むと、なんだか不思議な形の鳥居が。

二本の支柱に大きなしめ縄がひとつ。

神前の鳥居は、この後に行く狭井神社もこの形だった。

普通の形の鳥居もあったけど、大神神社には他にも三鳥居という、禁足地の前に建てられた3枚の障子を合わせたような形の鳥居もあって、奥まで行くと見られるらしいけど、この日は時間の関係でパス。

広々とした神前に、大きな拝殿。

初めて行ったので普通にお参りしちゃったけど、大神神社はお賽銭箱の横に神主さんがご祈祷などで祝詞を上げる時に振る大麻おおぬさが用意されていて、参拝者はそれを振って自分の体を清めてから拝礼するのが正式な手順らしい。

触ったらいけないのかと思ってやらなかったけど、もう一度やり直せば良かった。

巳の神杉。

大神神社の御神体、三輪山には大物主神の化身の白蛇が棲んでいると言われていて、参拝者がここに蛇の好物の卵をお供えする。

写真だとイマイチ分かりにくいけど、とても大きな杉の木で、だいぶ離れたところから広角で撮ってます。

お参りを済ませたら御朱印をもらい、拝殿から歩いて5分ほどのところにある狭井神社へ向かう。

拝殿の裏手にまわったら、こちらも拝殿になっていた。

御神体が山だからというのもあるけど、それだけ参拝者が多い証でもある。

裏の拝殿横から狭井神社へ。

久すり道、とされているこの階段の両脇にはまさに薬となる植物が植えられているので、観察して行くと楽しい。

森の中を進んでいくと、狭井神社の一之鳥居が出てくる。

脇には池があって、弁天様のお社があった。

弁天様は市杵嶋姫と言う古い神様のひとりで、弁天様は白蛇を使いとしている。

白蛇、という繋がりから大神神社でお祀りされてるのかな。

狭井神社に到着ー!

こじんまりとしてるけど、ここも木に囲まれた静かな神社でとても居心地が良い。

ここから三輪山に登拝する方が多いみたいで、拝殿横で受付に登拝届を出したら神主さんから説明を聞いて登る。

御神体の山だから、無断では登れないようになってるのはとても良い。

私も次は登拝したいな。

狭井神社の拝殿左奥には「狭井神社の霊泉」と呼ばれる湧き水の出ているところがあり、誰でもその場で飲めるようになってます。

御神体の三輪山から湧き出る水、とのことで、参拝者も次から次へと来るし、中にはペットボトルで持ち帰る人なども。

私も持ってた水筒に水をいただきました。

大量に持ち帰りはダメだよ。

ちなみにこの御神水は、ペットボトルに詰めたものをお守り授与所で買えるので、これから登拝する人や持ち帰りたいけど水筒が無い人は買うといいかも。

御朱印と一緒にペットボトルも一本いただきました!

では、次は奈良公園の奈良国立博物館の超国宝展へ行くぞ!

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