pixivFACTORYで文庫本1冊だけ作ってみた。エッセイ前編

 前から決めていた。
 自分用に一冊だけ、文庫のかたちにするって。

 でも積極的にイベントで活動しているわけじゃないし、どうやって作るのか分からなかったんです。自費出版だってある程度冊数ないとやってもらえないでしょ? やったことないけど。

 そしたら、人様の作品を見るためだけに登録していたpixivで一冊から作れるのを知ったんです。今まで見てるだけで投稿してなかったからまったく知らなかったわ。ぼーっとしてたわ。

 てっきりイラストとか漫画とか書いてる人用にあるんだと思ってたら、小説も装備されてた。ありがてぇ。

 私の創作意欲には波があって、ゲームにはまれば数年放置当たり前。たまにやる気が出てちょこちょこ更新するけど、また新しいゲームにはまって放置、を繰り返す。Switchまじ魔物。

 その間に時代も変わるわけで。そして2023年の春まではそんな状態だったわけで。

 気にはしてたけど、いろいろ修正したり、それまでのところから転載したりするのは結構面倒で。気だけが焦るけど、何から手をつけたら良いのか分からなくなってまた放置に放置を重ねてました。ってわけ。

 だがね!
 やっぱりかたちに残したい!
 死ぬまでに(おおげさ)全部揃えたい!

 そしたらさ、もう途中でも完成してるとこだけ本にしちゃえばいいじゃんか! って思ったのです。自分用なんだし。

 だからpixivに投稿しました! pixivはなんとなく二次創作とイラスト、漫画が強いイメージで、小説はあんまりなのかなーと思ってましたが、なにもしなくてもカクヨムよりは読まれる。しかもさらに需要無さそうな一次創作の小説なのに。

 ちなみに私の場合、読まれ度はなろう(長年放置で10万PVちょい)→→→pixiv→カクヨム(撤退済)→→→→→→→→→→→→→→→アルファポリス(撤退済)でした。

 今回本にするのはこのサイトのメイン小説でもある「† 残 †」です。

 自分用なので、タイトルはもともと付いていた「残」一文字にする。ちなみになろうさんで放置中もタイトルは「残」一文字でした。

 これを本にするのだ!

 pixivでもカクヨムと同じく2~3000文字前後で切って投稿しています。行間も空けてるし、ルビはまんまカクヨム仕様でコピペのため《》のまま、というなんとも体たらくな状態です。めんどくさがりなのでね。

 でも本にするならルビもキチンとpixiv仕様にしなきゃだし、行間や、気付いてたけど知らない振りをしていた段落の一文字下げ忘れとかも修正しなければならない。

 めんどくせぇ。後で良いか。

 なんて思いながら、横になってマンガを広げるのび太やちびまる子ちゃんのようになるのがいつもの私のパターンなのだが、さすがにここは進化しなくてはならない時なのだ。

 とりあえずどんなものかドキドキしながら、作品シリーズ(pixivはシリーズという形で連載)のところにある「FACTORYでつくる」ボタンをポチっ。

 おおっ。

 そこには表紙や見開き、目次や本文のサンプルが表示されているではないか。タイトル、ページ数、サイズ、値段の見積りも載っている。

 でもあれれ?

 私の場合、投稿している文字数が作成可能なページ数をオーバーしていたためそのままでは作れない。よって、カスタマイズでどこまでを製本範囲にするか指定しなければならないのだ。

 そこでまた気が付く。

 目次……細かすぎないか? ということに。

 カクヨムさんでもそうなのだが、毎回最新話投稿するたびに小タイトルを付ける。が、私の場合は○○(1)とか○○(2)とか、細切れにして投稿しているため、それがまるまる独立した目次となってしまうのだ。

 それだけならまだ良かったが、本文プレビューを見てみると、本文も○○(1)、○○(2)の内容と連動して新ページからのスタートになってしまう。

 話としては続いているのに流れはぶった切られ、ページもムダになる。○○(1)、○○(2)をひとつの○○という大きな塊に戻さないといけない。

 めちゃくちゃめんどくせぇ。

 だが、全部自分のせい。

▼続きと、写真入り解説はコチラから▼

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