建仁寺〜禅居庵摩利支尊天堂・京都全力冬の旅⑩【フォトエッセイ・三度の飯より寺社仏閣】

巽橋から花見小路通にやってきました。

この時はまだそこまで混雑してなかったけど、警備員さんがたくさん配置されてるのを見ると、混雑時は相当なんだろうな、と思った。

観光客侵入禁止の看板もたくさん設置されてたし…。

花見小路通をまっすぐ行くと、建仁寺の北門にたどり着く。

建仁寺でも冬の特別公開をしていたが、ここはすっかり忘れてスルーしてしまった。

本坊で拝観受付をする。

建仁寺の本坊では、かの有名な風神雷神図屏風(複製)を見ることができます。

複製だから写真OK。

本物は京都国立博物館に収蔵されてるので、本物を見たい方は国立博物館もオススメ。三十三間堂のお向かいにあるよ。

お庭も素敵。

建仁寺は襖絵も見どころのひとつで、細川護熙元首相の描いた見事な襖絵も鑑賞できます。

見入っちゃって写真撮り忘れた(よくやる)

可愛らしいお顔の三つ目のお地蔵さんもいた。

法堂では天井いっぱいに描かれた、大迫力の双龍図を見ることもできました。

たたみ108畳分もある大作ですが、八方睨みではないので、どこで目が合うはその人次第。

建仁寺さんは基本的に写真撮影は禁止してないようで(禁止事項はあり)、双龍図も撮影は出来るみたいです。

ただ、デッカすぎてなかなか撮れないよ。

旅の最後に建仁寺から近い京都ゑびす神社に向かおうと歩いていたら、何やら気になる摩利支尊天堂の看板が目に留まり、ふらふらーっとそちらに寄ってみることに。

葉っぱに雨粒が載ってた。

門をくぐって細い小路を抜けて行くと、すぐに摩利支尊天堂に到着!

正式名称は禅居庵といい、摩利支尊天堂は通称です。

摩利支尊天様は勝利の神様で、猪に乗っている女神。

摩利支天の由来ともなった陽炎の化身で、陽炎は目に見えず、掴めず、捕らえられることもないことから、たくさんの戦国武将も信仰していた神様です。

猪を従えていたことから、境内には狛犬ではなくて猪がたくさん!

この禅居庵は日本三大摩利支天のひとつで、あとは東京上野の徳大寺さん、金沢の宝泉寺さんとなってます。

門も趣があって立派です。

本堂には小さい摩利支尊天の像が祀られています。

また、天井を見上げたら、少し薄くはなっていて見にくいけども、ここにも龍図が描かれていました!

何の前知識も無く訪れたけど、禅居庵さんは静かでオススメです。

猪だけに、亥年の方はぜひお参りすると良いですよ。お守りも可愛いし!

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