ヘッドホンが壊れた!
これまではSONYのWALKMANとヘッドホン、または外出時は耳掛け式の小型ヘッドホンを使ってきました。
耳の都合によりイヤホンが使えないので、どうしても選択肢が狭まるのは仕方のないことだと諦めていました。
そんな時に!
推しのバンドが伝説のアルバムを再録して出してきたんですよ。それも2枚も!
LUNA SEAさんて言うんですけど!
「良いスピーカーやヘッドホンで爆音で聴いてね」なんて言われちゃーもう良いヘッドホンを買わないわけにはいきません! (しかもタイミング良く壊れた)
数ヵ月ほど使ったので、使用感など、個人の感想ですが良ければ読んでください。
個人的にはとても好きなヘッドホンでした!
店頭で試聴しまくった
たまたまヘッドホンが壊れたのでぷらぷらお店に見に行ったのですが、販売員のおじさんに聞いて色々試聴させてもらった結果、Beats Studio Proを購入しました!
写真は公式から
お値段49800円。たっかーい!
最初はBOSE、audio-technica辺りで良いのないかな? と思ったのですが、ちょうど売場にいた販売員のおじさんが見るからにオーディオ好きっぽい人だったのでこっちから聞きに行きました。
「ロックを良い音で聴きたいんですけど、オススメありますか?」
するとやはり聞かれるのは「重低音重視かどうか」でした。みんな重低音好きだもんね。
しかし私はというと。
重低音効いてるのも好きだけど、LUNA SEAさんはアコースティックギターも多用してるし、バイオリンも使ってるし、何よりあの伸びのある艶やかなRYUICHIさんのボーカルは潰したくない。
などなどを具体名を出さずに販売員さんに伝えてみます。
すると最初にオススメされたのは、同じくBeatsの2万円台のヘッドホン。
LUNA SEAさんの公式YouTubeに接続して「LOVELESS」という曲で試聴してみます。
密閉型なのでちょっと籠る感じはするけれど、なかなか好みの音です
次に試聴したのが今回購入したBeats Studio Proでしたが、こちらも密閉型なのに音の広がりが全然違います。籠る感じはありません。
思わず目を見開いた記憶があります
次にaudio-technicaの18000円くらいの物を試聴させてもらいましたが、これは正直音がどれよりもクリアな分、軽く感じてしまってダメでした。(個人の感想)
BOSEも6万近いヘッドホンで試聴しましたが、確かに重低音は効いてるけど籠っていて何か違う。
Beats買います!
高い方(Beats Studio Pro)で!
Beats Studio Proの購入を決意した瞬間でした。
私は基本、壊れない限りは新しいものを買わないタイプなのでBeatsのヘッドホンを買うのは初めて。
オススメされなかったら多分試聴もしないでスルーしてたと思います。
お恥ずかしながらBeats、知らなかったもんね!
実際に聴いた感じはどうなのか
巷のレビューなどで言われている通り、Beats Studio Proは確かに重低音は控えめ、と言うか普通です。けれども弱いのではなく、とてもバランスの取れている音質という印象です。
曲によってはドコドコ主張したりする時もあるので、アーティストさん側が調整した音により近いのかなと思います。
別のバンドで聴いてみたところ、ベースが強く感じました。
Beats Studio Proは充電型です
買ってきてさっそく……と思ったら、充電しないとダメなタイプでした。
beats Studio ProはBluetooth接続での無線と、有線での接続どちらも可能ですが充電が切れてると反応しません。
↓ 私の使用状況です ↓
- 3~4時間でフル充電。
- 充電回数は1日3~4時間ほどの使用で月3回くらい。
WALKMANのバッテリーが虫の息だからなのか、余計にタフさを感じます。
充電完了! 今度こそ聴くよ!
Beats Studio Proの表現力に度肝を抜かれる
今まで5万円のヘッドホンなんて買ったことありません。
確かに売場で試聴はしました。したけども、今まで耳掛け式やら安いヘッドホンで聴いてきた曲がどのように聴こえるのか、ドキドキしながら再生ボタンを押しました。
重低音普通とか言っておきながら、じゃあ何がそんなにすごいのか。
アコギ! アコースティックギターの音が特にヤバいです!(語彙力)
鳥肌立ちました。
こんな美しい音で鳴ってたのか……知らなかった、今まで大損してた! と後悔しそうなレベルでした。
隣で弾いてらっしゃいますか? というような美しい音の響きがイヤーパッドの中いっぱいに広がると言うか……なんならその先にも空間があるように思えると言うか。
あれ、ここって映画館とかライブ会場だったっけ?
そんな錯覚を起こしそうなほど、アコギやピアノ、バイオリンの音が大変美しい。
そして更に、あまり一般ウケはしないだろうな、という少々重めの曲も、このヘッドホンで聴くとさらに重厚感が増しとんでもない雰囲気を醸し出します。
こういう曲の時の方が重低音がとても印象的な響きで鳴ります。
あくまでも私の意見なので、気になる方は店頭で試聴してみてね!
Bluetoothで無線か、ケーブル繋いで有線か
今までは有線派でした。
これは使用条件とか好みとかあると思うんですが、私は自宅で使うのが主だと思っていたので有線で使っていました。
けれど一通り聴き終わると、今度は無線だとどんな感じに聴こえるのか気になるわけで、無線にしてもう一周! なノリでWALKMANとBluetoothで繋いで聴いてみたところ、そこまで音質に違いは感じませんでした。
けれど注意が1つ!
無線の時は普通の音量で十分聴こえますが、有線接続にするとWALKMANの音量を相当(無線の3倍くらい)上げないとダメです。
なので無線→有線で聴く時は良いのですが、有線→無線に切り替える時は音量に注意です! 必ず音量下げてから無線に切り替えてください。
爆音すぎて鼓膜破れるかと思ったよ
ワイヤレスでも途切れたりもしないし、雑音が入ったりもほとんど無いです。人の多い首都圏のターミナル駅でも満員電車でも2~3回くらいしかないので気にはならないと思います。
【追記】
駅のホームアナウンス、または電車の無線の影響なのか、電車が入線してくると不安定になることがあります。
ノイズキャンセリングと外音取り込みモード
私は普段、周囲の音が聴こえるくらいの音量で聴いてるので、ノイズキャンセリング機能を使うことってBeats Studio Proを買うまでは使ったことがありませんでした。音量はBeatsに変えた今でも変わりません。
音量上げなくても色んな音が聴こえるからね!
けれど、あまりにもアコギの音がきれいだから、邪魔されたくない時もあるわけです。
バスとか電車とか、おばちゃん集団や子供集団がうるさい時あるよねー。
Beats Studio Proは、電源ボタンを2度押しすると、ノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードに切り替えることができるので、そういう時にノイズキャンセリングモードを使用すると結構しっかりめに周囲の雑音などを遮断してくれます。
近くで喋ってる人がいても、曲が流れている間は全然気にならないです!
お陰で電車の遅延アナウンス聞き逃して乗り遅れたことあります。
もう一度電源を2度押しすると外音取り込みモードに変わりますが、外音取り込みモードだと同じ音量でも車内アナウンスも聴こえるし、モーター音なども聴こえます。
外を歩いてる時などに使うなら外音取り込みモードにしておいた方が、車の音も聴こえるし安全ですね!
ちなみにノイズキャンセリングモードでも外音取り込みモードでも閉塞感はあまり無いです。
逆に電源を切ると、とたんに密閉型なんだなと感じます。
オススメだけど、デメリットもあり
Beats Studio Proは、私はとても好きなヘッドホンです。
音量を上げなくても多彩な音色が広がる音質がとても気持ちいいです。
けれどもちろん残念だな、という部分もあります。
- 有線でも充電しないと聴けない
これだけ!
これだけが残念!
あと人によっては重低音、ですね。
ただ重低音はイコライザーをちょっと弄ればどうにでもなる!
どこかのレビュー記事には、ヘッドホンを外すと自動停止する機能が付いてないのがダメ、と書いてありましたが、まあ、それは個人的にはどうでも良いかな。
細かいこと気にしない性格なので適当でゴメンね!
ちなみに2024年5月発売のBeats Solo4ヘッドホンは有線だと充電不要らしいですね!
是非とも有線で充電不要はこの先の機種でもお願いしたい機能です。
素敵な音楽ライフをー!
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