ある日突然送り付けられてくる迷惑なだけのスパムメール。
英語や外国語で書かれていて読めないし、絶対怪しいURLのおまけ付き。
最初は1通、2通でも、次第に大量のメールが届くこともあるって？
月海そうなる前に対策しなきゃ！
私スマホで運営してるし、詰む！
またもやセキュリティ対策の甘さを痛感しました。
▼不正アクセスされそうになった記事はこちら▼
スパムメールは自動で送られてくる！
サイト開設から約3ヶ月が経ち、Googleに記事をインデックスしてもらえるようになったせいか、ある日突然、設置しているお問い合わせプラグインのContact Form7からスパムと思われるメールが立て続けに届きました。
英語と外国語(ロシア系？)と思われる言語で届いたそのメールには当然のようにどこかへ繋がるURLと、SEOという単語が読み取れました。
月海あ、スパムだ
スパムメールは無作為に自動で送られて来ます。
もちろんそんな迷惑メールは即削除が基本。
どんなに美味しい文面が綴られていようが、記載されているURLは悪意のあるサイトへと繋がるため、決して興味本位でもクリックしたらいけません。
月海要するに、メールフォームを利用したサイバー攻撃を仕掛けられてるような物です。
しかも恐ろしいことに、何も対策せずに放置しているととんでもない量のメールを送り付けられたり、それによるサーバー負荷によって最悪サイトやブログの公開を止められてしまうことにもなりかねません。
見たいメールは探せない、おまけに一生懸命作ったサイトやブログの公開停止なんてことになったら笑えない。
月海辺境には来ないと思ってたから対策してない！
今すぐやらなきゃ！
reCAPTCHA を設置する
現在使用している Contact Form7 で使えるスパム対策を調べてみたところ、ひらがなを含まないメールをブロックするhtmlの設置などの方法も見つかりましたが、ひとまずGoogleの reCAPTCHA という機能を使うのが良さそうなので、それを導入します。
reCAPTCHAとは
reCAPTCHA はGoogleが開発した対ボット用のセキュリティシステムで、悪意のある自動プログラムを搭載したアクセスと判断した場合はメール送信させないなど、スパム対策としてオススメされています。
以前のv2バージョンでは「私はボットではありません」というチェックボックスが表示されていましたが、最新版のv3バージョンではそれが不要になりました。
行動を把握し、人間なのかボットなのか判別するそう。
月海すげー！
ただ、たまーに人間なのに弾かれる場合があるようです。
reCAPTCHA を設定する
reCAPTCHA を使用するにはGoogleアカウントの取得が必須になります。
Googleアカウントでログインしたら、reCAPTCHA のページへと飛びます。(検索でたどり着けます)
この印が目印。
このページにたどり着いたら、左上にある三本線をタップします。
スマホだと空白のメニューバーが表示されますが、そのめっちゃ下の方に選択肢が出てるので、「v3 Admin Console」の方をタップします。(見えにくかったらPCモードに切り替えてみてください)
次のページが表示されたら、
- ラベル……任意の名前を入力
- reCAPTCHA タイプ……「スコアベースv3」を選択
- ドメイン……reCAPTCHA v3を使用するドメインを入力
以上を入力して送信ボタンをタップします。
次のページで「サイトキー」と「シークレットキー」の2つが表示されるので、スマホで操作してる方はひとまずメモ帳アプリなどにコピペしておきます。
▼PCモードへの切り替え方はこちらから▼
reCAPTCHA を設置する
「サイトキー」と「シークレットキー」を手に入れたら、今度は reCAPTCHA をContact Form7に設置します。
WordPressのダッシュボードにログインし、メニューバーから「お問い合わせ」→「インテグレーション」を選択します。
「インテグレーション」を選択すると、「外部サービスとの提携」ページに移るので、reCAPTCHA の「インテグレーションのセットアップ」をタップします。
次ページで、先ほど入手した「サイトキー」と「シークレットキー」をそれぞれ入力すれば設定完了です！
きちんと設定できたか確認する＋余談
reCAPTCHA の設定が上手くいった場合は、ページの右下に reCAPTCHA のアイコンが常に表示されます。
また念のため、自分でもContact Form7のメールフォームから適当なアドレスを入力して送信してみましたが、そのメールが届くことはありませんでした！
月海人間なのにボットと判断された！
人間だけど、サイトにアクセスしてすぐメールを送ったからなのか、見事にボット扱いになりました。
こういうことがあるので、reCAPTCHA を設置しているサイトのお問い合わせからメッセージを送る時は、ある程度滞在してから送った方が良さそうです。
月海読んでいただき、ありがとうございました！
