仙台に行く用事があったので、空き時間を利用してバスに乗り、大崎八幡宮に行ってきました。
仙台はとてもきれいな町並みで散歩するのも楽しそう。そしてバスがめっちゃ充実している。
仙台駅西口のバスターミナルからバスに乗って約15分〜20分。大崎八幡宮前で下車するとすぐです。

真っ赤な一之鳥居に大きな八幡宮の扁額。
めっちゃ今更だけど、鳥居に掲げられている神社名の書いてある看板の事を扁額というのだそうです。
八幡様は基本的に鳩が神の使いとされているため、八幡宮の「八」の文字は鳩を象ったデザインの物が多い。

こちらも鳩の形になってます。

一之鳥居をくぐって中に入ると、今度は二之鳥居があります。
一之鳥居は大通りに面してるけど、ちょっと入っただけでも急に緑豊かな環境。
なんかすごく涼しくて、神聖な雰囲気たっぷりです。

階段の前まで来ると、左側に大日堂がありました。
これは…狛犬さんかな? 狛…手の形を見ると獅子か犬? とも思ったけど猿かもしれない。
表情がひょうきんで何か見てると笑っちゃう。
大日堂の前には大日如来堂という石碑が建ってますが、大日如来は仏教の仏さまなので神仏習合の名残かな。

地味に階段がキツイ。
山の上に登っていくのだから当然なのだが。

階段を登り切ったところにまた赤い鳥居がありました。三之鳥居です。
赤い提灯もたくさん掲げられている。
この三之鳥居の左側には比較的新しい小さなお社がたくさん並んでいました。

参道を進んでいくと、やがて長床と呼ばれる重要文化財に指定されている門にたどり着きます。
その前を狛犬さんがしっかり守っているけど、なぜか片方の狛犬さんしか写真に撮らなかったようだ。
あの日の自分よ…なぜだ…。

年代物と思われる狛犬さんですが、どちらも角が生えてました。

国宝の御社殿。
黒塗りでカッコいい!
うわー! うわー! カッコいい!
朱塗りの社殿も神々しくて好きだけど、黒塗りの社殿はどっしり落ち着いた感じがして、それでいてスタイリッシュ。
「伊達男」の由来となった戦国武将の伊達政宗が建立したと言うのだから、なるほど納得。
そりゃカッコいいわ。

御朱印所のところにチャボがいた。


帰り道、別のところにも狛犬さんがいた。やっぱりどちらも角があります!
よく見ると、体の側面にも模様が見られます。
シーサーみたいな顔で可愛いね。

一之鳥居まで戻ったところでちょうど周遊バスが来てました。
観光名所を周回するバスだから、仙台観光が目的の人はこれに乗ると便利。
レトロでカッコいいバスの車体は、他にも何種類かあるようです!
でも、もう少し時間があったからバスには乗らず、大崎八幡宮からすぐ近くのお寺にも寄ってみるのです。