増上寺と言ったら東京タワー。
東京タワーと言ったら増上寺。
そんなイメージで、東京タワーのすぐ近くにある、と言う思い出しかなかった増上寺に行ってきました。
来たことあるんだろうけど、何も覚えてないのでほぼ初めてのようなものです。
浜松町駅から真っ直ぐ歩いて5分くらいのところにある大門を通り抜け、さらに真っ直ぐ行くと正面に増上寺はあります。
駅からはだいたい10分くらい、かな。
しかしこの日は三解脱門は改修工事中で見ること叶わず。
その隣の黒門から境内へ入りました。

思ってたよりもめっちゃ広い!
階段の幅も相当広いです。
すごいな増上寺。ロケーション良すぎ。

本堂めちゃくちゃ立派。奈良の東大寺大仏殿を彷彿とさせる佇まい。
中に入ると、仏像さまがいた!
御本尊の阿弥陀如来坐像。
その阿弥陀如来を挟んで、本殿の左右の両奥にはすごく大きな太鼓みたいのが置いてあり、それぞれ龍と鳳凰の絵が描かれていました。

本殿の裏手から東京タワーをパシャリ。

本殿裏手からちょっと入ったところにある貞恭庵。
徳川第14代将軍家茂の正室・和宮ゆかりの茶室。
昭和55年くらいに移築された茶室で、皇女和宮ゆかりの品物も多数収蔵しているようです。
この日は開いてなかったけど、入れる日もあるらしいね。
話は逸れるけど、徳川将軍の正室で有名なのって、2代目秀忠の正室お江と、14代将軍正室の和宮だけな気がする。あとギリで篤姫。
篤姫は大河ドラマ見てないから名前しか知らんけど。

安国殿。
戦争で焼失してしまった本堂の代わりとして使われていた建物を移転したもので、こちらには秘仏の黒本尊様がいらっしゃる。
徳川家康が深く信仰したのがこちらの黒本尊で、災厄をよけ、勝利をもたらした事から、厄除け必勝の神様としてお参りする方が後を絶えず訪れる場所のひとつです。
確かに、いろいろ締め付けなどがあったにしても、徳川の世が約260年続いたわけだから、すごいパワーを持っていそう、黒本尊。
本当に徳川家初代からの縁のあるお寺なんだなぁ…。
境内には歴代の徳川将軍のお墓もあるし。
なお、この日は徳川将軍のお墓も見られるようになっていたけど、修学旅行の大群がお墓になだれ込んで行ったので諦めた。
修学旅行生の団体に紛れて見学するのはさすがに無理です!