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✝ 残 ✝ 081話 異国の微笑(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残081話 異国の微笑(1)✚ 暖かい。 眩しい。 もう少し眠らせて。 ……まだ眠いよ。起きたくない。 私を、起こさないで。 頬を撫でる風が温かくて、優しくて、少... -
✝ 残 ✝ 080話 一人の夜に(3)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残080話 一人の夜に(3)✚ しばらく茂みの中で様子を伺って、周囲に人の気配がなくなるのを待ってから、エルフェリスはゆっくりヴィーダの中へと足を踏み入れた。 ... -
短剣と夜想曲39話 川で洗濯してたら女子を拾った【異世界転移ファンタジー小説】
Dream39.川で洗濯してたら女子を拾った 南のマイラック賢者様の家を発れる私。 その時だった。 ▼続きはこちらから▼ ▼1話前に戻る▼ ▼目次へ▼ -
✝ 残 ✝ 079話 一人の夜に(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残079話 一人の夜に(2)✚ 「もし夜明けまでに戻れなかったら、さっきここに来る途中にあった廃屋の中にでも入って待ってて!」 手早く用意を整えながら、なおも心配... -
✝ 残 ✝ 078話 一人の夜に(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残078話 一人の夜に(1)✚ その臭いは何とも言えず強烈で、自然の物だけが生み出したとは到底思えなかった。 焼け焦げた硝煙の臭いは、人工的な兵器が投入されたで... -
✝ 残 ✝ 077話 ヴィーダの灯火(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残077話 ヴィーダの灯火(2)✚ それからまもなくして、目的の地に辿り着いたのか、急に乗っていた馬車の速度が緩やかになった。 そして完全に止まるのを待って、御... -
短剣と夜想曲38話 西の国へ【異世界転移ファンタジー小説】
Dream38.西の国へ 翌朝、おばあちゃ んが用意してくれた朝食をゆっくり食べ、昼前に出立の準備を整えた私たちは、ひとり馬の準備をしていたセシルドを待ち、賢者様宅... -
個人サイトは楽しい! 個人サイト作成のススメ!
令和だけど個人の創作サイト作りました! 2000年代、今で言うSNSとかpixivなどの投稿サイトも無かった時代の創作界隈では、それぞれが自分の作品をネットにアップするた... -
✝ 残 ✝ 076話 ヴィーダの灯火(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残076話 ヴィーダの灯火(1)✚ ねえ、神様。 私はどうして生きているの? 私はどうして生かされているの? そんなセリフを夜な夜な神の前で呟いていた日々があっ... -
✝ 残 ✝ 075話 反逆のヴィーダ(3)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残075話 反逆のヴィーダ(3)✚ 「ねぇ……どうするの? ロイズ。ここまで言ってるんだから連れて行っても……」 エルフェリスとロイズハルトの間で困ったように眉尻を下... -
短剣と夜想曲37話 キラとクライス【異世界転移ファンタジー小説】
Dream37.キラとクライス その日の夜は、マイラック賢者とおばあちゃんのご厚意もあり一晩泊めてもらうことになった。 おばあちゃんのお料理は素朴でとても優しくて、... -
✝ 残 ✝ 074話 反逆のヴィーダ(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残074話 反逆のヴィーダ(2)✚ 「あの……さ……」「ん?」 いまいち歯切れの悪いエルフェリスに、レイフィールはきょとんとしたまま首を傾らそうとはしなかった。 言い... -
✝ 残 ✝ 073話 反逆のヴィーダ(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残073話 反逆のヴィーダ(1)✚ その行為を反逆と呼ぶのか、それとも革命と呼ぶのか。その判断はいつでもしばしの時を要する。史実を顧えるからだ。 そこにどのよう... -
短剣と夜想曲36話 らくだとステテコの賢者2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream36.らくだとステテコの賢者2 「サキュバス……せくしーぎゃるか! みみみ見せてくれ!」 急に熱量の上がった賢者様に冷ややかな視線を浴びせながらも、その右手に... -
✝ 残 ✝ 072話 影はいつでもすぐそこに(6)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残072話 影はいつでもすぐそこに(6)✚ 思い掛けない告白には、さすがのエルフェリスも口を開けたまま唖然とするしかない。 「過去に何度もって……」 村を訪れたとい... -
✝ 残 ✝ 071話 影はいつでもすぐそこに(5)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残071話 影はいつでもすぐそこに(5)✚ 懐かしく響く司祭の名前に、心の底から郷愁の念が湧き出すのを感じた。 「……司祭からの!」 同時に驚いて目を見開いたままエ... -
美容と縁結びのパワースポット 下鴨神社・京都全力冬の旅①【フォトエッセイ・三度の飯より寺社仏閣】
▼ひとつ前に戻る▼ 2025年、2月。東京駅から新幹線に乗って、京都冬の旅へと向かった。 今回の目的は、冬の特別公開。あちこちで冬の間だけ特別に拝観できるあれやこれを... -
短剣と夜想曲35話 らくだとステテコの賢者【異世界転移ファンタジー小説】
Dream35.らくだとステテコの賢者 「やあやあ、良くぞ訪ねてくださった」 改めて自分の席に座り直した賢者様は、ニコニコ微笑んだまま私たちを見回すと、小さくほほっと...