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十 残 十093話 月と太陽の狭間で(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残093話 月と太陽の狭間で(2)✚ 「ひとまずの応急処置だ。これでしばらく痛みは忘れる。だが、無理をすればすぐに痛むだろうから極力俺たちから離れるな」「ありがと……... -
十 残 十092話 月と太陽の狭間で(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残092話 月と太陽の狭間で(1)✚ 自分を不幸だなどと思ったことは一度も無い。 幼い頃に両親を亡くしても、たった一人の身内が行方不明になっても、それが自分の運命... -
十 残 十091話 赤い瞳の侵入者(4)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残091話 赤い瞳の侵入者(4)✚ 誰も彼もが眉を顰めてエルフェリスとロイズハルトを交互に睨み付けている。 その集団の先にはもちろん先ほどまで行動を共にしていた... -
十 残 十090話 赤い瞳の侵入者(3)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残090話 赤い瞳の侵入者(3)✚ 「そうやって言い争うだけ無駄ですよ。それよりも帰るならさっさとしてくれませんか? 誰かさんのおかげでこちらは黒焦げです」「まった... -
十 残 十089話 赤い瞳の侵入者(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残089話 赤い瞳の侵入者(2)✚ ――六年前を覚えているか。 彼はそう言った。 「……六年……前?」「そう、六年前」「六年前……」 複雑に絡まりあった記憶を、カイルの提... -
十 残 十088話 赤い瞳の侵入者(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残088話 赤い瞳の侵入者(1)✚ 自分の身を呈してまで守りたい人。 そんな人が存在すること自体、信じられなかった。 たとえ自分がそう思っていたとしても、相手も... -
十 残 十087話 揺らぐ心(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残087話 揺らぐ心(2)✚ 思った通り、中に入って来たのはご機嫌な笑顔に包まれたカイル。 煌めきを放っていた銀のリングが、エルフェリスの落胆を表すかのように急... -
十 残 十086話 揺らぐ心(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残086話 揺らぐ心✚ 今ならばまだ間に合うと思ったその時にはもうすでに手遅れだったりすることが、生きている上ではしばしばある。 気付かぬうちに相手の手の中に... -
十 残 十085話 異国の微笑(5)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残085話 異国の微笑(5)✚ 「アンデッドなんて想像もしていなかった。だってそんなの今はもう存在さえしてないはずだったんだ。そうだろう? だから僕たちはどうしよう... -
十 残 十084話 異国の微笑(4)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残084話 異国の微笑(4)✚ エルフェリスはとにかく高まった気を落ち着けようと深呼吸を繰り返しながら、カイルの指示に従ってベッドの脇へと腰掛けた。続いて彼も隣に... -
十 残 十083話 異国の微笑(3)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残083話 異国の微笑(3)✚ 「……そういえば……デストロイは来てないの?」 話題を変えようと思案していた矢先、ふと一人の男の顔を思い出すと、エルフェリスは新たな気... -
十 残 十082話 異国の微笑(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残082話 異国の微笑(2)✚ 「……あんなところって……?」 不思議に思ってそう聞くエルフェリスを一瞥りが差したのをエルフェリスは見逃さなかった。 それもそのはずだ... -
十 残 十081話 異国の微笑(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残081話 異国の微笑(1)✚ 暖かい。 眩しい。 もう少し眠らせて。 ……まだ眠いよ。起きたくない。 私を、起こさないで。 頬を撫でる風が温かくて、優しくて、少... -
十 残 十080話 一人の夜に(3)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残080話 一人の夜に(3)✚ しばらく茂みの中で様子を伺って、周囲に人の気配がなくなるのを待ってから、エルフェリスはゆっくりヴィーダの中へと足を踏み入れた。 ... -
十 残 十079話 一人の夜に(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残079話 一人の夜に(2)✚ 「もし夜明けまでに戻れなかったら、さっきここに来る途中にあった廃屋の中にでも入って待ってて!」 手早く用意を整えながら、なおも心配... -
十 残 十078話 一人の夜に(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残078話 一人の夜に(1)✚ その臭いは何とも言えず強烈で、自然の物だけが生み出したとは到底思えなかった。 焼け焦げた硝煙の臭いは、人工的な兵器が投入されたで... -
十 残 十077話 ヴィーダの灯火(2)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残077話 ヴィーダの灯火(2)✚ それからまもなくして、目的の地に辿り着いたのか、急に乗っていた馬車の速度が緩やかになった。 そして完全に止まるのを待って、御... -
十 残 十076話 ヴィーダの灯火(1)【恋愛ダークファンタジー小説】
✚残076話 ヴィーダの灯火(1)✚ ねえ、神様。 私はどうして生きているの? 私はどうして生かされているの? そんなセリフを夜な夜な神の前で呟いていた日々があっ...