前回の旅からわずか1か月半。また同じく東京駅6時39分発の新幹線に乗車して京都を目指していた。今回は隣に連れ有。
3連休が取れたので、前回行けなかった奈良も含めて計画を練った。帰ったらすぐに行きたくなるのが京都の恐ろしいところだ。
前回と同じく10時前に京都駅に到着。今回は自分の御朱印帳がそろそろ終わりそうなのではじめに新調することにした。
まずはバスで晴明神社へ向かう。
行ったばっかりじゃん、とお思いの方。いや、良いのだ。晴明神社の御朱印帳が欲しいのだ。桔梗色に五芒星が描かれた御朱印帳。あと、水琴鈴守りの色違い。
前回帰った後に買っとけば良かったと後悔したので、未練を残さないためにも買うのだ。
御朱印帳を手に入れたあとは同じようにお参りをして、すぐ次のバスに乗る。
連れが行きたいと行っていた金閣寺を目指すのだが金閣寺へ向かうバスは満員。
金閣寺道のバス停で降りたものの、どうやっていくのか完全に忘れてしまっていたが、外国人観光客が次から次へとこちらへ向かってくるので、とりあえずそちらに向かうとすぐに金閣寺に着いた。簡単だった。
金閣寺は初めて御朱印をもらったお寺で、確か10年ほど前のことだったように思う。それ以来。
拝観料を払うと、拝観券の代わりに細長いお札をいただける。そうだった! 確か銀閣寺もお札型の拝観券だった!
これってとても粋な計らいで、これならお土産としても成立するし、飾っておけるから捨てる人も少ないだろう。持って帰るのに折れちゃうか心配にはなるが、大丈夫、クリアファイル持ってる。
中に入ると、わりとすぐにあの有名な金の建物が見えるのだが、とにかく外国人観光客でごった返していた。日本人2:外国人8くらいの割合だ。
申し訳ないが色々な香水の匂いがすごくて、風情も感動も半減してしまった上に、とにかくやかましい。来てくれるのはありがたいけど、もう少し……マナー……なんとかならんか……。ならんか。
そそくさ順路に沿って進む。はじめに池と金閣寺から始まり、庭園を一周する形で出口へ向かうのだが、出口付近に不動堂があり、そこでお参りをしたあと御朱印をいただく。
金閣寺には書き手さんが2人いるので、同じ御朱印でも文字の太さや勢いがまったく違ったりしておもしろい。どの書き手さんに書いてもらうかで、同じ金閣寺の御朱印でも違った趣がある。誰か連れがいると見せ合ったりできるので、それもまた楽しい。
外に出ると売店があったので、小腹を満たすためアイスとみたらしだんごを買った。季節はすでに夏の入り口。暑かったが私はアイスはやめておいて、だんごだけにしたのだが、このみたらしだんごがめちゃくちゃ美味い。金閣寺行った際はぜひ食べてみて。
アイスとだんごで小休憩ののち、金閣寺を出て次は歩いて龍安寺を目指す。少し歩くと外国人の青年がひとりで歩いていた。
この人とは少々縁があったのか、この先でも何回か出くわすことになる。