短剣と夜想曲– tag –
-
短剣と夜想曲【異世界転移ゆる系ファンタジー小説】
大人も子供も武装する現実世界から、夢の世界へと召喚された女子高生キラ。 神を名乗るおじいちゃんに助けを求められ、旅の仲間となる二人連れの元へと吹っ飛ばされる。... -
短剣と夜想曲29話 どこまでも落第する夢魔2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream29.どこまでも落第する夢魔2 そして呟く。「……いない?」 それは茫然自失とかさ、そういうの……よく聞くじゃん?」 マンガでだけど。 と心の中で付け加えるの... -
短剣と夜想曲02話 奔放王子と生意気従者【異世界転移ファンタジー小説】
Dream2.奔放王子と生意気従者 確かに私は夢見が良かった。 内容を覚えているいないはともかく、毎晩何かしら夢を見ていた気がする。 夢は深層心理の現れだとか、... -
短剣と夜想曲10話 武装女子の逆襲【異世界転移ファンタジー小説】
Dream10.武装女子の逆襲 ああ、ありがとう。 これも神のお爺ちゃんのお陰かしら。 なんて思うわけないけど、突然救いの手は差しのべられた。 黒い水を浴びたセ... -
短剣と夜想曲28話 どこまでも落第する夢魔【異世界転移ファンタジー小説】
Dream28.どこまでも落第する夢魔 人格が入れ替わった途端にパニックを起こしてぶっ倒れた夢魔を、私たち四人は取り囲むようにして見下ろしていた。 完全に白目を剥を... -
短剣と夜想曲35話 らくだとステテコの賢者【異世界転移ファンタジー小説】
Dream35.らくだとステテコの賢者 「やあやあ、良くぞ訪ねてくださった」 改めて自分の席に座り直した賢者様は、ニコニコ微笑んだまま私たちを見回すと、小さくほほっと... -
短剣と夜想曲04話 その名で呼んだらブッ飛ばす【異世界転移ファンタジー小説】
Dream4.その名で呼んだらブッ飛ばす かくして最初の目的地は決まったワケだが、同時に私はぐうぐうといびきをかいていた。 しかも夢の世界にいるというのに、ご丁寧... -
短剣と夜想曲22話 拒む愛妻2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream22.拒む愛妻2 きれいな放物線を描いて茂みに落下する物体。「っ?」 物体を確認するために恐る恐る茂みをかき分けると、そこには見慣れたあの顔が恨めしそうにこ... -
短剣と夜想曲37話 キラとクライス【異世界転移ファンタジー小説】
Dream37.キラとクライス その日の夜は、マイラック賢者とおばあちゃんのご厚意もあり一晩泊めてもらうことになった。 おばあちゃんのお料理は素朴でとても優しくて、... -
短剣と夜想曲24話 ナイト【異世界転移ファンタジー小説】
Dream24.ナイト さてこの状態どうしよう。 セシルドが消えてから早数分。 言われた通り、ロングソードを握り締めたまま、セシルドがリュイ達を伴を鳴らす。「テメェ... -
短剣と夜想曲08話 夢の中の、夢【異世界転移ファンタジー小説】
Dream8.夢の中の夢 ――何が起きてももう驚くまい。 この世界は本当に不思議だと思う。 それがたとえ私たちの夢で成り立っている世界だとしても、だ。 独立した... -
短剣と夜想曲27話 リュイの調べ【異世界転移ファンタジー小説】
Dream27.リュイの調べ 「あーもう、せっかく俺が引き付けてたのに邪魔しやがって、あのバカ金魚が!」 私に向かって突撃してくる夢魔の背を追って、セシルドがぼやき... -
短剣と夜想曲09話 夢の中の、夢2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream09.夢の中の、夢2 「ふふふ。どう? 私のコレクションたちは」 サキュバスはそう言うと、噴水の上に浮遊したまま足を組んで笑った。 「何よコレ! 元に戻しな... -
短剣と夜想曲12話 短剣と黒水晶2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream12.短剣と黒水晶2 「黒き欠片に還ったか。華の命は短いものよ。なぁ……サキュバス」 男の目の前で揺れる天秤から黒水晶がひとつ、消えていた。 だが男は不気味... -
短剣と夜想曲33話 すみません、賢者さんちはどこですか【異世界転移ファンタジー小説】
Dream33.すみません、賢者さんちはどこですか 翌朝早く、私達はいつもよりも手早く出立すしかない。 ▼続きはこちらから▼ ▼1話前に戻る▼ ▼目次へ▼ -
短剣と夜想曲13話 凍える夜【異世界転移ファンタジー小説】
Dream13.凍える夜 それからしばらくして、壊れて行く手を阻んでいた橋が仮復興し通行可能になった。 足止めを強の支度を整えた。 東の魔術師の元まであと少し。 ... -
短剣と夜想曲34話 すみません、賢者さんちはどこですか【異世界転移ファンタジー小説】
Dream34.すみません、賢者さんちはどこですか2 ✶★✶✶★★✶★✶✶ 早朝から行動したかいあって、日暮れ前に南の首都にたどり着くことができた私たちは、適当なところに宿を取... -
短剣と夜想曲16話 悪夢の暴走2【異世界転移ファンタジー小説】
Dream16.悪夢の暴走2 「とにかく順番に話しなさい。左から発言を許す!」 呆れ顔のレアはこめかみに手を当てて二、三度首を横に振ると、まずはクライスを指名した。 ...